中野区議会議員の森たかゆきです。
昨日5月8日の総務委員会に、中野区における「パートナーシップ宣誓」の考え方が示されました。いわゆる「同性パートナーシップ制度」と言われるものです。制度の概要は画像の資料の通りです。
私自身は総務委員会の所属ではなく担当から直接の説明は聞いておらず、いくつかの疑問もあるのですが、まずはこうした考え方が示されたことを歓迎したいと思います。
率直に言って、今の区長自身は自分からこうした問題に強い関心を持つタイプの政治家ではありません。それにも関わらず、こうした考え方が議会に示されるところまできたのは、当事者団体の皆さんの粘り強い取り組みがあってのことだと思います。
先日私も参加したレインボープライドのような大規模なイベントによる世論喚起のみならず、区内の当事者団体の方々が区長や教育長を呼んでイベントを開催したり、各党・各会派の議員に案内を出して勉強会を開催したり、中野区ユニバーサルデザイン推進条例に対する意見を送ったりといった活動の積み重ねが果たした役割は大きいと思います。ここに改めて敬意を表したいと思います。
中野区議会には、ゲイであることをカミングアウトされている石坂わたる議員がいらっしゃいます。対行政のみならず、議会内の理解促進という点でも石坂議員の存在も大きかったと感じます。石坂議員の活動にも敬意を表します。
その他、多くの同僚議員がこの問題を議会で取り上げてきました。当事者の皆さんの声も引き続きいただきながら、より良い制度にするための議論を続けていきたいと考えています。
個人的には、こうした話は本来は条例でやりたいという思いもあるのですが、それはともかく、6月12日には意見交換会も開催されることとなっています。関心のある方は、ぜひご参加ください。
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