森たかゆきのブログ

中野区議会議員(立憲民主党)森たかゆきの公式ブログです

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続・区議会議員が保育園の利用申し込みをしたら不承諾通知が届いた件

少し前の記事で書いた通り、我が家は保育園の2次利用調整で不承諾という結果になっていました。

その後、順番待ちだった認可外施設に入れると園から連絡がありました。何十人待ちという状態だったのであまり期待はしていなかったので驚きましたが、これは助かったと思い数日後に契約をするというアポを取りました。
すると、今度はその直後に、希望を出していた小規模保育施設に入れることになったと区から連絡が来ました。
ということで、結論としては希望していた園に入れることになりました。

結果としては良かったのですが、この間、妻の復職時期は二転三転しました。会社の方が理解があって、何とかスムーズに入園・復職できそうですが、そうでなかったらどうなっていたことか。この状態で「女性が輝く社会」と言われても、とても無理だよなぁと実感したところです。

中野区は27年度待機児童ゼロの実現を目指してきましたが、実際には予定していた定員の6割しか整備できず目標の達成は相当に厳しい状況です。こうした状況を受けて、私は先日の予算特別委員会の質疑では、待機児童問題の目標は「単年度ゼロ」ではなく、「継続的なゼロ状態の実現」とするべきだと提案をしました。仮に単年度ゼロを実現したとしても、今の状況では来年度どうなるかは分からず保護者の不安は解消しないこと、より高い目標を掲げることで問題解決に更に力を入れなくてはいけなくなること等を考慮しての提案です。

今年度は6億円という多額の補正予算を組んで対応をしてきましたが、結局思うように整備が進まず予算が余ってしまいました。その影響なのか、ここに来て中野区の待機児童対策は少し腰が引けてしまったように感じます。来年度予算を見ても、保育定員増は今年度整備できなかった分+100名分程度の予定で、これで需要の増加に追いつくのか大変心許なく、既に28年度の待機児童発生が危惧される状況です。

もう一度、待機児童問題解消への取組みのアクセルを踏ませなければなりません。来期への大きな課題です。

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