2014 中野区区民意識・実態調査の報告書が出来てきました。毎年、色々な読みどころのある資料です。
その中でも私が注目しているのが、「中野区から引っ越す予定の理由」の項目です。
一番多い理由は、「自分の家・土地ではないから」で、38.9%となっています。数字の上下はあるものの、毎回この理由が一番多くなっています。
これに続くのが「家の広さなど居住環境がよくないから」と「子育て・教育環境がよくないから」で、19.1%で並んでいます。特に、「子育て・教育環境がよくないから」は、昨年の14.1%から大幅に増えているところが気にかかります。「家の広さなど居住環境がよくないから」という理由も、子どもが産まれて家が手狭になったということもあるのではないかと推察されます。
定住意向の理由の方に目を向けると、「子育て・教育環境がよいから」は僅か2.2%で、やはり子育て・教育環境に対する不満が大きい現状が見て取れます。
子育て当事者の一人として、こうした状況を変えていきたいと強く思います。
待機児童問題の解消はもちろんですが、他にも、乳幼児の居場所・遊び場の確保、病児保育の環境整備、授乳やおむつ替えのできる施設の整備、バリアフリーやスモークフリーの実現など多くの課題があります。
こうした施策の実現を引き続き議会で求めていきたいと思います。他にも、「こんなことをやってほしい」といったご意見・ご要望があれば、お気軽にご連絡ください。
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