森たかゆきのブログ

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福祉と住宅政策-スウェーデンと日本の比較から

昨日、はるた学渋谷区議主催の勉強会で、東洋大学の水村容子先生のお話を伺いました。

スウェーデンでは「最期まで住み続けられる住宅」といった観点で住宅政策が考えられているとのことで、日本の住宅政策とは根本の発想が違うのだなぁと思わずにはいられませんでした。例示された間取りの中には、ASLのような状態になっても暮らせるような住宅も紹介されていました。
こうした住宅は、もともとの設計思想が「最期まで住み続けられれるように」なので、間取りもすべて余裕をもって作られています。

日本の、特に都市部の住宅は「狭い」ので、今ある住宅のストックをこうした設計思想に基づいた住宅に作り替えることが可能なのかと質問をしたところ、全てではないにしても活用できるストックはそれなりにあるのではないかといったお答えでした。
人口減少時代に入ってもなお、日本は新築を政策的に後押しするような住宅政策を採用していますが、既存の建物を有効活用する発想も必要ではないかと思います。
中野区内にも、活用できる住宅ストックはおそらくあるはずですので、リサーチしてみたいと思います。

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