森たかゆきのブログ

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育休を「取れなかった」宮崎議員と同世代のパパ政治家が、一連の騒動で感じたこと

男性国会議員初の「育休取得」の希望を明らかにしていた宮崎謙介衆議院議員が、週刊誌に自身の不倫スキャンダルを報じられたことをきっかけに、議員辞職を表明しました。

考えうる限り、というようりも通常考えられる範囲を大きく飛び越えた最低最悪な結末になってしまいました。男性の育休取得推進の一つのきっかけとなるであろうと考え、彼のチャレンジを応援してきた一人として、残念でなりません。

宮崎議員を応援してきたと言っても、正直なところ、私は彼について今回の一連の出来事について以外のことを殆ど知りません。それでも、彼が育休取得の希望を明らかにした時から、何があっても彼のこのチャレンジは応援したいと思いました。幹部クラスを含めた民主党の国会議員の方々が次々に批判的な意見を表明しても私の考えは変わりませんでしたし、彼らに批判的な意見もためらわず書いてきました。私は、それだけこのチャレンジに価値を感じていました。

なぜか。
私自身が、一昨年子どもを授かった際に、育休を「取れなかった」からです。
いえ、もっと正直に書きましょう。「取ろう」という発想すらありませんでした。
「男性がもっと育休を取得できる社会にしなくてはいけない」と訴えていたにもかかわらず、です。

そんな私から見ると、現職国会議員の身で「育休を取ろう」と考えその取得を宣言する、このことだけでも本当に大きな価値のあることのように感じられました。それは、今でも変わりません。

彼の行為を「パフォーマンスだ」と批判する人がいました。
私には意味が分かりませんでした。
男性の育休取得が進まない背景には、制度面の課題のみではなく、それを歓迎しない「空気」の問題があります。例えば、厚生労働省が平成22年出生児のいる家庭を対象に行った「21世紀出生児縦断調査」によると、「育休制度はあるが取得しない」父の取得しない理由は「職場の雰囲気や仕事の状況から」が49%と最も多くなっています。
社会の空気を変えるには、ときにパフォーマンスが必要な場面もあります。今回は、まさにそういったケースだったのではないでしょうか。
(余談ですが、政治状況から考えても彼の行為は「パフォーマンス」としては成立し得ません。男性国会議員の育休取得を歓迎する世論ばかりではありませんし、おそらく自民党支持者の方が批判的な方が多いのではないかと思われます。)

こう書いていて、ますます残念な気持ちが強くなってきましたが、いずれにしても男性の育休取得推進は取り組み続けなければいけませんし、(休業中の歳費の問題などはあるにせよ)国会議員がその例外である必要はありません。もし「次」が出てくるのであれば、私は変わらずその人を応援したいと思います。もちろん党派を問わず。

最後に。
今、彼の妻である金子恵美衆院議員には、心身ともに大変な負担がかかっているのではないかと思われます。
金子議員と生まれたばかりのお子様が、どうか静かに穏やかに過ごせますよう。

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