新年最初のブログです。

昨年は、都議会のセクハラ野次や兵庫県の号泣県議など、全国各地で地方議会議員の不祥事が明るみに出た１年でした。

中野区議会も大変残念なことに例外ではなく、共産党の同僚議員がツイッターで「死ね」などの暴言を吐いたことの責任を取って辞職するという事態が起きてしまいました。

 

政務活動費の使い方についても、住民監査請求が行われ、「メンタル力強化セミナー」「話し方・ボイストレーニングレッスン」の受講料や、自身の所属する団体の運営費などの支出が問題視されました。監査結果は「違法とは言えない」というものでしたが、前者の議員は自主的に返還、後者については返還請求が行われています。

 

今年は、統一地方選挙の行われる年です。中野区議会議員選挙は投票率が毎回４０％程度です。昨年は区長選挙と自治基本条例多選自粛規定の問題で多くのマスメディアが中野区議会に取材にこられましたが、普段は殆どメディアの監視もありません。残念ながら、こうしたことが基礎自治体の議会の「ゆるみ」につながってしまっているのではないかと思われます。

 

中野区議会議員選挙は、中野のまちのあり方を決める選挙です。数十名の候補者が立候補するので、その中から自分の考えに合致する人を一人選ぶというのはとても大変な作業だと思いますが、ぜひそれぞれの候補者の政策、実績を見ていただいて、投票に足を運んでいただきたいと思います。地方議会の信頼回復のためには、それが一番効くはずです。

 

私も、多くの方に少しでも区政に関心を持っていただけるよう、情報発信に努めてまいります。